こんにちは!たいようです。
5月2日にこんなツイートをしました。
奈良県教育委員会が、県内すべての国公立学校でG Suite for Educationを導入するという内容。
僕の学校でも先日導入が決まり、立ち上げに奔走しているところです。
今回は、G Suite スタートアップマニュアル案(教師用)についての記事です。
この記事では、マニュアル案として作成した文言を、プライバシーに配慮して少し修正した形で掲載しています。
僕の学校では5月中旬運用開始を目指しているので、現時点ではあくまでもイメージであるということをご了承ください。実際に運用が始まったら適宜リポートしていきます!
G Suite for Educationに興味がある方や、導入決定後のマニュアル作成を考えている方のお役に立つことができたら幸いです。
概要を伝える
G Suite for Educationでできること
オンライン上にクラスルームを作って、そこで生徒と双方向のやり取りができます。
使用シーンは、課題の管理やアンケート機能の活用(体調チェックなど)を想定しています。
情報伝達を効率化するためのツールとして、Google Driveなどのアプリを使います。
セキュリティについて
それぞれのアプリは、Googleアカウントがあれば使用できますし、実際に使用されている方もいらっしゃると思います。
しかし教育現場での使用となると、セキュリティを万全にすることが求められます。
そのためG Suite for Educationという枠組みが必要になります。生徒や職員間のコミュニケーションを、この枠内で完結させるためです。
つまり、G Suiteアカウントを使って外部とのやりとりすることは、できない設計になっています。
Googleはプライバシーポリシーを非常に厳しく管理しておりますので、セキュリティの面では安心できると思います。
ガイドライン
G Suiteアカウント登録完了後、G mailも使用可能になりますが、外部との連絡用途では使用できませんのでご了承ください。
使用アプリは G Suiteのアプリ(上の図にあるもの)のみにしてください。外部のアプリを連携することもできますが、セキュリティ管理上好ましくないようですので、よろしくお願いします。
現状では、G Suiteは生徒との連絡手段確保を目的とします。Drive(資料管理フォルダ)には、教材だけを保存するようにしてください。校務に関する書類を保存することのないように気を付けてください。
教育現場での使用事例
私立高校では導入している学校が多いようです。また公立でも導入を検討している学校や自治体が増えているようです。
インターネットで検索すると、たくさんの導入事例を見ることができます。
導入スケジュールと行動目標
G Suite for Educationへの申し込みは〇月〇日に完了しました。14日間の試用期間中は、10人までの登録ということになっています。
Googleアカウントをお持ちであれば、アプリ自体は使用できますので、シュミレーションをしていただければ、スムーズに運用開始できるかと思います。
行動目標は以下の通りです。
【Ⅰ期】 〇月〇日~〇月〇日
- Chromeインストール(Googleアカウントで)及びスマホ同期
- アプリ使用シュミレーション
【Ⅱ期】 〇月〇日~〇月〇日
- G Suite初期設定完了(先生・生徒)
- 動作確認
- 生徒へのレクチャー
【Ⅲ期】 〇月〇日~〇月〇日
- クラスルーム作成・生徒を招待
- 生徒へのレクチャー
- 運用スタート
まとめ
いかがでしたか?今回は、このような文言でマニュアルを作成してみるという内容でした。
僕自身、G Suiteの立ち上げの段階でいろいろな遠回りをしました。
当然のようにG Suite管理は初めてのことなので、この先も壁にぶつかるかもしれません。
しかし今後のことを考えると絶対に必要なインフラだと思っているので、是が非でも軌道に乗せたいと強く思っています。
この記事が皆さんのお役に立てたら幸いです。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。