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今回の記事では、G Suite for Education アカウント作成時とログイン時、それぞれに見られるトラブル事例と解決法をご紹介します。
突発的なトラブルに対処する際に、この記事がお役に立てたら幸いです。
🔷本記事の信頼性
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たいよう @shiningtaiyou
Master of English Language Teaching(英語教育修士)
公立高校英語教師17年目。
臨時休校中にG Suite for Educationの導入を実現させ、現在運用中。校内のG Suite 運用推進チームリーダー。
Google認定教育者取得に挑戦中。
アカウント作成時のトラブル
パスコード設定がされていない
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スマホ画面のロックを解除するパスコードが設定されていないと、G Suite用のアカウント作成ができません。
なので「iPhone パスコード 設定」あるいは「Android パスコード 設定」で検索させて、パスコードを設定してもらいましょう。
アカウント作成作業に入る前に、パスコードを設定しているかどうかを確認しておいたらスムーズです。
フィルタリングがかかっている
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有害情報への閲覧を制限するフィルタリングをかけている生徒は多いですが、これもログインできない原因の一つになっています。
G Suite for Education 使用の意図を保護者に説明し、いったんフィルタリングを解除してもらう必要があります。
G Suite使用にあたって必要な作業をした後に、再びフィルタリングをかけてもらうということで、保護者からの理解も得られるはずです。
シンプルな解決策はPCのChromeでアカウントを作成すること
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上記した2つのケースに直面したときのシンプルな対応策は、PCのGoogle Chromeブラウザ上でアカウントを作成させるということです。
家庭にPCがない場合には学校PCを使わせるとよいでしょう。
ログイン時のトラブル
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スマホを使ってG Suiteを使用する場合は、ClassroomやDriveなどのアプリをインストールして使用することになります。
各アプリで、G Suite用の「アカウントを追加」しなくてはいけないのですが、パスコードを設定していなかったり、フィルタリングがかかっていたりすると、使用できないということになってしまいます。
フィルタリング設定をしている生徒は、使用する全てのアプリにアカウントを追加してから、フィルタリングを再設定する必要があります。
「アクセス権限がありません」と表示される場合
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アプリにログインしようとすると、「アクセス権限がありません」と表示されてログインできないことがあります。これはアカウントの切り替えができていないときに生じるトラブルです。
G Suiteアプリを使用する時は、学校が配布したメールアドレスで作ったアカウントでなければ、ログインできません。
基本的には、アカウントを切り替えたらログインできます。画面上部の丸いアイコンをクリックして、G Suite用のアカウントを選択させましょう。
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どうしてもログインできない場合は、PCのChromeブラウザでログインさせましょう。
生徒がログインパスワードを忘れてしまったら
アカウントの切り替え時に、再度パスワードの入力を求められることがあります。
自分で登録したパスワードを忘れてしまってログインできないということがあります。
その場合は管理コンソールで仮パスワードを再発行し、新しいパスワードを設定してもらうことになります。
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生徒が設定するパスワードはなるべくシンプルなもの(自分の名前や、よく使パスワードなど)にするように事前に指導しましょう。
初回は7割の生徒がログインできたら合格
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スマホにパスコードを設定していなかったり、フィルタリングをかけている生徒は必ずいます(フィルタリングをかけていない方が問題!)
なので、一度のチュートリアルで全ての生徒が無事にアカウントを作成できるとは思わない方が賢明です。
まずは作成できる生徒は作成させてしまった上で、個別対応をするか、あるいはトラブル別に、上記した対応策を伝えることが現実的であると思います。
文字ベースのマニュアルが理解しづらいと感じる生徒もおりますので、チュートリアル動画を準備することをおすすめします。YouTube上から適切な動画を探してみましょう。こちらの動画がおすすめ。
それぞれのペースで作成作業をさせて、つまずいたところをサポートしていくというアプローチが、指導する教師側の負担軽減につながります。
まとめ
いかがでしたか。今回はG Suite for Education のアカウント作成時やログイン時のトラブル対処法についての記事でした。
アカウント登録やログインといった出だしの部分で難しさを感じてしまったら、「めんどくさい」という気持ちが生まれてしまい、使用に対してネガティブになってしまうものです。
生徒たちは必ずしも自分で望んで使うわけではないので、最初が肝心。スムーズにスタートできるように導いてあげなくてはいけません。
本記事が、G Suiteを担当する先生方のお役に立てたら幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。