こんにちは!たいようです。
前回はGoogle Classroom上でのオンラインクイズの作り方についてお話ししました。

今回は生徒視点で。各ページの使用方法と課題の提出の方法についてお話しします。
Google Classroomを実際に導入したときに、生徒へのレクチャーは必須です。そういう時のお役になれたらと思って書きます。
3つのページ

メンバー

クラスのメンバーを確認するページです。
それだけ!!(笑)
ストリーム

ストリームとは、教師やクラスメートとのやりとりを行いたいときに使うページです。情報を全体に伝えたいときは、このページを使います。
ストリームへの投稿権限は教師がコントロールできます。
なので投稿することで起こりうるトラブルが心配な場合は、ストリームへの投稿制限をかけた方がよいと思われます。
投稿制限の方法は次の通りです。
クラスの設定アイコンをクリックして

教師側でいずれかの権限を選択します。生徒の投稿を制限したい時は一番下をクリックします。

ストリームページはGoogle Classroom上のホームルーム空間のようなものです。
例えばこれまではプリントアウトして配布していた学校からのお知らせなどは、PDF化してこのページに張り付けるという方法が考えられるでしょう。
授業

生徒が課題を提出するのはこのページです。
授業ページをクリックすると課題一覧が表示されますので、提出したい課題を選択します。

そうすると課題が表示されます。

提出物にドキュメントを添付したいときは「あなたの課題」をクリックしてから「添付ファイルを追加」をクリックするとこのような画面がたちあがります。ここでドキュメントを添付します。

提出された課題を教師側でチェックする時は、「授業ページ」に入ると提出者数が表示されますのでそこをクリックします。

そうすると、誰が課題を出したのかがわかります。

実際にはどう使うべき?
Google Meet導入は慎重に
G suite for EducationではGoogle Meetというビデオ会議アプリも使えます。

これはZoomのようなもので、ビデオ通話ができるというもの。
Meetを使ってクラス会議なんかもできそうですね。
ただGoogle Classroom導入期での運用はハードルが高いように思います。教員間で差が出ると、生徒からの不満にもつながります。
また生徒によっては、「顔が見られたくない」とか「スクショが怖い」というように感じる場合もあります。
まずはシンプルに文字ベースでやりとりができるストリームをオンラインホームルームの場にしてはいかがでしょうか?
プリンター問題を乗り越えるには

自宅にプリンターがあるという生徒は少ないと思います。
なので、プリントアウトしなければいけないような課題を提出するのは難しいかも。
問題集や課題プリントを事前に配布しておいて、そこに書き込んだものをPDF化して提出という方法が、現状では一番簡単だと思われます。
紙の文書をPDF化できるように、Adobe Scanもインストールさせておきましょう。

まとめ
いかがでしたか?
これからGoogle Classroomを本格導入する際に、生徒に対する指導は必要不可欠になります。
スムーズに実装できるように、基本的な使い方をわかりやすく伝えること。
これがスタートポイントです。
その時にこの記事がお役に立てたら幸いです!
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。