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【Zoomで授業】ブレイクアウトルームの有効活用

 

こんにちは!たいようです。

 

新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた臨時休業が長引く中で、オンライン学習の必要性が高まっています。

 

その中で一躍脚光を浴びているのが、オンラインビデオ会議ツールのZoom

 

 

Zoomのチュートリアルについては、多くの素晴らしいブログ記事やYouTube動画が出ています。僕もたくさん勉強させてもらっています!

 

この記事では、

  1. Zoom授業で乗り越えるべき課題
  2. ブレイクアウトルーム機能の活用案

の2点について考察していきたいと思います。

 

【動画授業】気をつけるべき2つのポイントと改善案 こんにちは!たいようです。 臨時休業期間が長期化している中で、オンライン学習の一つとして、動画授業が大きな注目を集...

 

Zoom授業に見られる課題

 

たいよう
たいよう
Zoomの活用で可能性が広がることは間違いないです!!だからこそ乗り越えるべき課題にしっかりと目をむけることが大切です。

 

Zoom授業の課題については、以下のnoteが参考になります!

『東京大学でオンライン授業を3週間受講して〈課題・対策・リクエスト』

https://note.com/naomoony/n/n00092e7ca604

 

『東京大学UTCP主催「遠隔教室ー大学におけるオンライン授業の課題を検討する」』

https://note.com/naomoony/n/n00092e7ca604

 

 

たいよう
たいよう
デバイスの違いや接続トラブル、Wifi環境の有無など多くの課題が見られますが、ここでは2つの課題について見ていきます。 

 

集中力の維持

 

 

別記事でも書きましたが、やはり集中力の維持がオンライン授業の大きな課題になりそうです。

 

この問題は、テレワークをすすめる一般企業でも多く指摘されています。

 

長時間のテレカンファレンスはとにかく疲れる。一本ならまだしも、それが二本三本と続けば、当然疲労しますよね。

 

私自身もZoomでのオンラインセミナーに何度か参加したことがありますが、PCの画面を見続けるのは、よくて1時間という実感でした。

 

YouTubeなどの動画授業であれば、再生スピードを倍速にすることで対応できるでしょう。つまり自分のペースで学習をすすめることができる。

 

しかしZoomの場合は参加していることが求められるため、ある程度の緊張感が伴います。なので違ったアプローチが必要になります。

 

適宜休憩を挟んだり、ペアワークやグループワークを取り入れて単調な講義形式を避けるなど、授業デザインが極めて重要です。具体的なことは、この記事内で後述します。

 

学習不安と参加意欲の低下

 

 

参加者である生徒の心理的な部分でも乗り越えるべき課題があります。

 

例えば生徒によっては、リアルの授業と同じで議論に参加できなかったり、理解が追い付かなかったりする場合も当然出てきます。

 

そうした状況が続くと、学習不安や参加意欲の低下につながっていくということが予想されます。

 

リアルの授業のように机間巡視ができないので、講義形式のみで授業をデザインしてしまうと、つまずきのある生徒に対する対応は難しい。

 

ここの問題をどう乗り越えるか。ブレイクアウトルームの活用が一つの方法になります。

 

ブレイクアウトルームでできること

 

たいよう
たいよう
Zoomにはブレイクアウトルームという機能があって、ペアや小グループをつくることができます。使用法についてはここでは省略します。

 

 

たいよう
たいよう
ブレイクアウトルーム機能を有効に活用することで、生徒の心理的な不安を解消できるのではないか?そういう仮説のもとにお話ししますね。

 

ペアワークとグループワーク

 

 

ブレイクアウトルーム機能を使うことで、ペアワークやグループワークが可能になります。

 

一方向の講義型授業では、もろもろの課題が出るのは前述のとおり。

 

ペアワークやグループワークを適宜取り入れるように授業をデザインすることで、単調さからの脱却や参加意識の向上が期待できます。

 

ワールドカフェやJigsaw readingなんかもできそう。

 

グループの切り替えなどの技術的な部分が解消できれば、オンライン上でのアクティブラーニングが実現できるはずです!

 

グループ分けで留意すること

 

 

ここは生徒理解が何よりも大切になります。リアルの授業と同じですね。

 

生徒間の人間関係や習熟度を考慮するのはもちろんですが、デジタルに強い生徒を各グループに配置するということも必要かもしれません。

 

リアルとは違って即興でグループを操作することは簡単ではないと思いますので、グループの配置案は事前に用意しておくべきでしょう。

 

TA (Teaching Assistant)制の採用

 

 

議論や学習を促進するTA(Teaching Assistant)を各グループに配置できれば、より効果的でしょう。

 

ただしTAとの事前ミーティングを行う必要がありますので、時間的コストや授業準備の負担などというデメリットもあります。

 

またファシリテーターとしての力量が求められるので、TA教育も必要になってくるでしょう

 

ワンショットの授業やオンラインセミナーなどでは機能すると思いますが、複数回続く授業シーンでの実現可能性は低いかもしれません。

 

生徒の学力や人間性を考慮して、グループリーダーになってもらうということはすぐにできることです。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

動画授業とは違って、双方向でのコミュニケーションが可能になるZoom。しかし、その運用にはノウハウの蓄積が必要です。

 

まずは実行して問題点を分析しながら、よりよい方法を模索していくという「デザイン思考」が求められてくると思います。

 

Zoomによる授業をデザインする上で、この記事がお役に立てたら幸いです。

 

今回も最後までお付き合いいただいてありがとうございました。

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