Google Workspace

【Googleツール活用】②Google Siteで学習セットを作ろう

 

先日、こんなツイートをしました。

 

 

Google Siteが学習セット作成に威力を発揮するというツイート。

今回の記事では、Google Siteの基本的な機能を解説しながら、学習セット(英語)の作成を、くわしくお伝えします。

 

【本記事の信頼性】

          

たいよう @shiningtaiyou 

Google認定教育者 / 英語教育修士 / 高校英語教師 / 勤務校でG Suite for Education導入および運用責任者として奮闘中です。

 

Google Siteとは

 

 

Google Siteとは無料で本格的なwebサイトを構築できるGoogle アプリスイートの一部です。

Googleアカウントの場合は、ブラウザかDriveからアクセスを。

 

 

G Suiteの場合は、アプリランチャー(右上の9つのドット)からアクセスできます。(Driveからでも大丈夫です)

 

 

サイドバーにページ作成に必要なツールが揃っているので、これを使ってめっちゃ簡単に本格的なWebサイトが作れます。

 

 

Google Siteのナイスな点は、他にも

  • 作成されたサイトは自動的にGoogle Driveに保存される
  • 他のユーザーとリアルタイムで共同編集できる
  • Google アプリとの連携がスムーズ

 

などが挙げられます。

簡単な操作で情報を効果的にまとめることができるGoogle Siteは、とても有効な学習プラットフォームになります。

 

たいよう
たいよう
それでは、実践的な使用方法を説明していきますね!

 

トップページを作成する

トップページは、サイトの玄関のようなもの。内部に入るために通る場所です。

ヘッダーのタイプやデザインのカスタマイズも簡単にできます。ちなみに私はこんな感じのヘッダーを作ってみました。

 

 

もちろん、独自の画像を設置することも可能です。サイトのイメージにあった素敵なヘッダーを作ってみましょう!

 

たいよう
たいよう
カスタマイズは人それぞれ。用途に応じて、便利なトップページを作りましょう。

 

カレンダーで予定の管理

 

トップページには、生徒たちがいつでも予定の確認ができるように、カレンダーを配置すると良いです。

Google SiteはGoogleアプリなので、Google Calendarとの連携になります。

すでにクラスでカレンダーを共有している場合は、そのカレンダーを連携させると良いでしょう。

サイドバーにある「Calendar」をクリックし配置したいカレンダーを選択しましょう。

 

 

こんな感じで、トップページに埋め込まれます。(個人情報に関わる箇所はモザイクをかけています💦)

 

 

Classroomとの連携

 

Classroomではクラス全体への連絡や宿題の管理を行いますので(詳しくはこちらの記事をご覧ください。)生徒たちがいつでもアクセスできるようにトップページに配置しておくと便利です。

 

挿入するレイアウトを決めて

 

 

➕アイコンをクリックして選択方法を選んでから、画像を挿入します。Classroomアイコン画像を探してみましょう。

 

 

画像か文字にClassroomのURLをリンクさせて完成です

 

 

連絡フォームはChatが便利

 

生徒からの質問を受け付ける場として、Chatをリンクさせます

 

 

Chatの良いところは、用途に応じて個人ChatやグループChatを使えるということ。

 

もちろん、Mailをリンクさせるという方法でも良いと思います。

 

単元ごとのページを作成する

 

次に単元ごとのページを作っていきます。サイドバーの「Pages」をクリックして、新しいページを作成しましょう。

 

 

新しいページが立ち上がったら、必要な情報を配置していきます。Driveからファイルを貼り付けたりYouTube動画を挿入することも可能です。

 

たいよう
たいよう
実際に作ってみた学習セットを見ていきます。

 

授業で使ったスライド(Keynoteで作ったスライドをPDF化したもの)や

 

 

トピックの内容理解を深めるためのYouTube動画(ここはFair Tradeがトピックでした)とGoogle Formsで作成したMiniクイズを配置してみました。

 

 

必要に応じて授業WorkSheetや問題集プリントをPDF化して配置するのも良いでしょう。

 

 

掲載する資料は事前に共有設定をかけてください。かけていないと下の画像のようになってしまいます。(追記:2021年3月14日)

 

 

たいよう
たいよう
一つのページに必要な情報をまとめることで、生徒たちは効率的に学習を進めることができます。そんな学習セットがめっちゃ簡単に作れるGoogle Site。マジで使えますね😀

 

生徒はどうやってアクセスするの?

 

サイトを生徒と共有するには、画面右上のShareボタンをクリックして、クラスの生徒のメールアドレスを入力するか

 

 

Siteのリンクを生成して、Classroomのスレッドに貼り付けて、アクセスさせます。

 

生徒のデバイスがChromebookだったり恒常的にブラウザが使える場合は、一度アクセスすればDriveに保存されます(追記:2021年3月14日)。

 

生徒がスマートフォンからアクセスする場合、Siteをブックマークさせましょう

残念ながら2020年9月現在、Google Siteはブラウザベースであり、iOS、Androido アプリはありません。

なので、リンクからサイトにアクセスさせたあと、ブックマークを「ホーム画面に追加」させると、スマートフォンからアクセスしやすくなります。

 

 

 

そうすると、このようにスマートフォンのホーム画面にショートカットが作成されて、スマートフォンから、いつでも簡単にアクセスできるようになります。

 

 

たいよう
たいよう
スマートフォンからアクセスした際に、「アカウントの切替え」が必要になるので、そのことも生徒たちに伝えましょう。G Suiteであれば、G Suiteアカウントに切り替えるということです。

 

(追記:2021年3月14日)公開範囲は?

 

G Suite (Google Workspace)を使用してSiteを使う場合、アクセスできるのは同一ドメインのみ。つまり無料版のSiteとは異なり、外部の人はアクセスできません。

 

セキュリティの面でも安心ですよね!

 

まとめ

 

いかがでしたか。

今回はGoogle Siteで学習セットを作る方法の記事でした。

Google Siteをうまく活用できれば、個別学習や反転学習も十分に可能になります。

アナログでは物理的に不可能だった、「個人のペースに合わせた学習」のプラットフォームを作ることができるようになる。

それがGoogle Siteの一番の魅力です。

一度試してみませんか?

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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