こんにちは!たいようです。
前回の記事では生徒の課題提出方法や、kamiという新しいツールについてのお話をしました。
一度書いてもらったものを改めてエクセルファイルに作った予定表に打ち込んだりするからです。
この一手間を減らしてくれるのがテクノロジーの力。Google Classroomが多忙な我々教員のお助けをしてくれます!
今回はGoogle Classroom上で面談表を作成し、オンライン面談も可能になるというお話をします。
もうすでに面談計画を立ててしまったという方も、今後の参考になれば幸いです。
リアル?それともオンライン?
先日twitterで集計をとってみました。「夏休みの面談は ①学校でやる ②オンラインでやる」?
結果は106票中84%が「学校でやる」。オンラインでやると答えた方は16%にとどまりました。
この結果をどう見るか。きっとビフォアコロナであれば、オンラインでの面談実施を考えた教員はほとんどいなかったのではないでしょうか。そういう発想自体もなかったでしょうし、そもそも学校にWifiが整備されていませんでした(たった2年前の話です)。
またコロナウィルスの感染状況によって、外出を控えざるを得ない地域では、オンライン面談という選択の方がベターであると言えます。地域性の問題が結果に反映されている可能性もありますね。
ただ、今回は2割に満ちませんでしたが、今後オンライン面談は確実に増えてくると思います。「仕事や生活の時間を調整して学校に出向く」という制約が取り除かれるからです。実際、就職希望の生徒の多くはオンラインによる会社説明会や面談を行っていますし、大学ではオンライン授業が一般的になっています。
使う側(教員)のリテラシーが上がれば、オンライン面談の方が効率的だし色々なことができる分メリットがたくさんあると思うのです。
ぜひこの記事を参考に、Google Classroomを使ったオンライン予約&面談の方法を知っていただけたらと思います。
予約表の作成方法
まずは教員アカウントは「授業」ページに入り、Google カレンダーをクリックします。
次に面談を予定する週の時間スロットをクリックして必要事項を入力します。複製して一週間のスロットを埋めましょう。
予約カレンダーを作るために「予約枠」をクリックしましょう。「予約枠」はGoogle Workspace版のみのサービスになっています。
必要事項を伝えるために、通常通りの面談かオンライン面談かの選択肢も記入します。オンラインを希望する場合を考慮してMeetのリンクを貼り付けておきます。このリンクはclassroomのトップページのバナーに生成しておいたものです。
「カレンダーの予約ページ」を見るとこのような画面になっています。生徒はここから日程を選択することになります。
課題として出題する
次に教師は「授業」ページに移動して「三者面談計画予定表のお知らせ」という課題を作成します。
生徒にはメールでお知らせが届きます。
生徒側の作業
次に生徒側の作業を見ていきましょう。
まずは通知メールから課題を開きます。すると課題画面が開きますので、カレンダーのサムネをクリックします。
カレンダー予約画面に切り替わりますので面談希望日を決めます。リアルで面談するのかオンラインでするのかも決めましょう。
カレンダー予約画面にはこのように表示されます。
この時、このカレンダーページのURLをコピーしましょう。課題提出にこのURLを添付することで、教師側にカレンダーが届くという仕組みになっています。
カレンダーのURLを添付して提出完了となります。
提出状況はご覧の通り
「授業」ページのカレンダーを見ると
しっかりと予約されています。
スロットの色が重なって見にくいので、見やすい色にカスタマイズしたらよいです。
まとめ
いかがでしたか。今回は、Google Classroomを使った面談予約についてのお話でした。
記事中にも書きましたが、Meetでの面談設定も簡単に行うことができるし、何よりも一度回収した予約表をエクセルファイルに打ち直すという二度手間が解消されるだけでも、効率化が進むことは間違い無いです。
次回は、「オンライン面談でできること」というテーマで記事を書きたいと思います。
Googleツールは組み合わせることで様々な可能性が広がっていきます。是非一緒に学んでいきましょう!
今回も最後までお付き合いいただいてありがとうございました。