こんにちは。たいようです。
GIGAスクール構想にともなうICT環境整備が急速に進み、みなさんの教室にもWifi環境と一人一台タブレットが届いたのではないでしょうか(2021年7月5日現在)。
基本ソフトウェアは、MicrosoftとGoogleの二択になっているような状況ですが、このブログではGoogle for Educationのアプリ情報に特化したいと思います。
今回はGoogle for EducationのコアアプリであるGoogle Classroomの最初のステップである「クラス開きの方法」についてお話しします。
本記事の信頼性
たいよう@shiningtaiyou
Twitter Followers: 14K
2014年に「反転授業」というメソッドに出会って以来、各種研究会に参加し研究を続ける。
自校のGoogle Workspace for Education導入リーダー
Master of English Language Teaching(英語教育修士)
理論と実践の融合がモットーの、高校英語教師18年目
Google Classroomでできること
Google Classroomとは、その名の通りオンライン上に用意された教室。Chromeのアプリランチャー上部に配置される、Google Workplace for Education のコアアプリです。
クラス全体への連絡は「ストリーム画面」で。ここはリアルの場でいうSHRを行うようなものです。
課題の出題は「授業画面」で行います。
カテゴリごとに分けて課題を配置すると、効率的です。
生徒の出題状況はご覧のような表にまとめられ可視化されるので、提出物管理がとても楽になります。
出題課題はアンケート型やテスト付きの課題など、自由にカスタマイズできることも、Google Classroomの優れている点です。
提出物の状況チェックだけでなく、成績管理までもできるのです!!すげー
クラスの作り方
まず初めに、Google画面上部のGoogleアプリランチャーをクリックすると使用できるアプリが表示されます。そこからClassroomをクリックしましょう。
Classroomの画面が立ち上がったら、右上の+をクリックして「クラスを作成」します。
ここでは「TAIYO LAB」というルームを作りました。
- Google Workspace内では「クラスを作成する」ことが出来るのは、教師アカウントのみにした方が良いです。
- Classroomにログインした段階で、生徒アカウントは「生徒」の役割を選ぶように、しっかり確認しましょう。
デフォルトのテーマを変えたい場合は、「テーマを選択する」をクリックすると、クラスのイメージに合ったテーマを選択できます。
生徒を招待する方法
生徒をクラスに招待する方法は3通りあります。
- 生徒が、参加したいクラスのクラスコードを入力する。
- 生徒に、招待メールを送る。
- 招待リンクをコピーして生徒に配布する。
①生徒がクラスコードを入力して入室する方法
Classroomトップ画面の「クラスコード」を生徒に伝えます。
クラスコードを拡大表示したい場合は、右横のアイコンをクリック。
生徒は、自分のデバイス(スマホかタブレット)のClassroomアプリを立ち上げて、「クラスに参加」をクリックします。教師から知らされたクラスコードを入力して参加します。
②生徒のメールアドレス入力する
生徒をクラスに招待するには、生徒のメールアドレスを直接入力する方法もあります。
生徒のメールアドレスを入力して招待すると、生徒のデバイスにはGmailでこのような招待状が届きます。
- 生徒一人一人のメールアドレスを入力するのは手間がかかります。(グループメールが作成できれば別ですが…)
③リンクを生成する方法
リンクを生成して生徒に入室してもらうこともできます。ただ、この方法は一手間必要です。
① まずはリンクを生成します
② Quick QRというChrome拡張のQRコードジェネレーターを起動させ、クラスルームリンクを貼り付け、QRコードを生成します。
③生成されたQRコードをプリントなどに貼り付け、生徒にQRコードリーダーで読み取ってもらいます。
④ このような画面になるので、ここからクラスに参加します。
QRコードジェネレーターは、Chrome拡張にいくつかありますので、検索してみてください。色々な場面で重宝できます!
まとめ
いかがでしたか?
今回はGoogle Classroom使用の最初のステップ「クラス開き」についてのチュートリアルでした。次回以降は、一つ一つの機能について、深ぼっていきます。
Googleアプリは奥が深く、一つ一つをうまく連携させていくことで、以前には考えられなかったようなことができるようになります。ぜひ一緒に学んでいきましょう!!
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。