こんにちは。たいようです!
先日、こんなツイートをしました。
英語の「授業スライドはKeynote一択!」というもの。たくさん利点があるKeynoteを使った授業デザイン。最近、はまってます!
そこで今回は、英語教育という文脈で、「Keynoteを使った英語学習教材の作成と実践例」をご紹介します。
「授業デザインにKeynoteを使う理由」について書いた前回の記事の続編です。
🔷この記事はこんな方におすすめ
Keynoteを使った授業デザインに興味のある学校の先生
授業デザインに興味のある英語の先生
Keynoteに興味のある方
🔷本記事の信頼性
たいよう @shiningtaiyou
https://twitter.com/shiningtaiyou
Master of English Language Teaching(英語教育修士)
「理論と実践のベストマッチ」を追求する高校英語教師17年目。
2015年からiPadを使った授業デザインを実践しています。
Apple Musicに音源を入れよう
CDの音源をiTunesに取り込みましょう。Windows PCを使っている場合は、iTunesをダウンロードするところからですね。
iTunesに音源を取り込んだら、iPadと同期しましょう。他にやり方があるのかもしれませんが、僕は有線でPCとiPadをつないでいます(-_-;)
するとこのようにiPadが同期可能ですということを示すボタンが出てくるのでクリックしましょう。
無事に同期して、iPad内のApple Musicに取り込めました!
これだけでも、教室にCDプレーヤーを持ち運ぶ必要がなくなるので便利です。音源を聴きたいときは、Bluetoothスピーカーに接続するか、iPadとプロジェクターをHDMIで接続します。
アニメーションはキーボードがおすすめ
英文はポイントに応じてアニメーション加工すると効果的なスライドになります。
おすすめは「キーボード」というビルドインアニメーション。
キーボードで文字をタイプするように表示されるので、このアニメーションを使うことで、英語の語順で文字を追うことができます。
ゆっくりスピード→ナチュラルスピード→ゆっくりスピード みたいにスピードを調整することで、「前から英文を読む」意識づけをさせたい時に効果的です。
Split Viewを上手に使おう
スライドに合わせて音声を流したいときは、Split Viewを使います。
Keynoteと同時にApple Musicを立ち上げて、目的に応じて音源を再生していきましょう。
他に「サンドトラック」という機能で音源をスライドに埋め込むこともできますが、すべてのスライドに合わせて音が再生されるので、英語授業とは別の用途で使うことをおすすめします。
言語活動例
Flash Card(フラッシュカード)
Split Viewを使ってApple Musicを立ち上げ、音声に合わせてスライドをタップしていきます。
ビルドインアニメーションを使って単語を提示していくわけですが、「ディゾルブ」がシンプルでおすすめです。
Chase Reading (チェイスリーディング)
SpeakingのFluency(流暢さ)を鍛えるために、Chase reading(チェイスリーディング)をすることも可能です。
Chase Readingの方法は
①音源を再生する
②生徒たちは少し遅れて英文を読み始める。
③音源のスピードに追い付き、追い越すことが目標
アニメーションのビルドアウト機能を使って、少しずつ英文が消えていくようにすると、とても盛り上がる活動になります!ここでも「キーボード」がおすすめ!
ただし、あまりにもスピードを重視して発音が雑になると逆効果。
リエゾンやアシミレーション、ストレスやリズムなどの音声的要素をしっかりと指導した上でこのトレーニングをすることをお勧めします。
即時フィードバック
インテイクした英文を再生するReproductionというトレーニング。
①英文に関する画像やキーワードを見せる。
②生徒はそれを見て英文を再生する。
③ビルドインアニメーションを使って、モデルセンテンスを提示する
穴埋めリーディングやJ-E Translation(英語翻訳)、DictationなどのトレーニングでもKeynoteのアニメーションは効果的に使えます。
即時フィードバックができるということが一番のメリットですね!
まとめ
いかがでしたか?
Keynoteはデザインがおしゃれなだけではなく、豊富なアニメーションを効果的に使うことで、英語指導の幅を広げてくれる優れものです!
Keynoteを使って英語授業デザイン。
トライしてみませんか?
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!