こんにちは。たいようです!
Google Classroomの一番のメリットは課題の出題と管理。前回はGoogleドキュメントを使った課題の作成についてお話しました。
今回はGoogle フォームを使った課題の作成についてお話ししたいと思います。
Google Formとは?
Google Workspace内ではデフォルトでは組織内のアカウントしか回答できないことになっています。「設定」画面から以下の項目のチェックを外すことで、組織内以外のアカウントでも回答できるようになります。
今回は、Googleフォームを使った課題の作成を見ていきましょう。
Google フォームを使った課題(英語)
選択式問題
まず初めに「+作成」から「テスト付きの課題」というアイコンをクリックしします。
タイトルと課題の詳細に、何の課題でどのように学習を進めるのかということを入力しましょう。
一番下のBlank QuizをクリックするとFormの画面が立ち上がりますのでまずはタイトルを入力しましょう。
ここから作成に入るわけですが、一つ一つ手入力することは非常に手間と労力がかかります。
何か良い方法はないかなと思案していたところ、YouTubeのGIGAチャンネルからGoogleフォームテスト自動作成スクリプトという素晴らしいシステムを見つけました!
さっそくファイルをダウンロードさせてもらい(製作者様が無料で配布しています)、そのまま利用させてもらっています。
まずは教科書CDロムから新出単語群をコピーし、ダウンロードした自動作成ファイルに張り付けます。
「番号を並べ変えてテスト作成」をクリックするとご覧のような画面になり、Google Driveを開けると単語テストが生成されているという仕組みです。(タイトル名を改めて入力しましょう)
フィードバックの工夫
選択肢の入力が終わったら、Answer keyアイコンをクリックして、正答を設定します。
基本的にこれで終了なのですが、feedback(フィードバック)を工夫することで学習効果が増します。
例えばオンライン英語辞書webiloを添付して、単語の定義や例文を即座に確認できるようにしたり、発音を確認することで学習効果があがります。
英作文問題
英作文テストを作るには、問題形式を「記述式」にします。和文英訳や写真を英語で表現するといった問題が考えられるでしょう。
あるいは動画クリップを挿入してディクテーションさせるということも可能です。ただしこの場合は、書く分量が増えるので、別途ドキュメントに解答させるなどの配慮が必要になるでしょう。
文字入力をした場合、例えば半角で入力するところを全角で入力していたり、コンマがなかったりあるいは文字間のスペースがあったりして、模範解答と少しでも違っていれば正答とみなされません。そういうリスクを考えると、フォームを使った問題は選択肢式に絞ることが現段階〔2021年7月〕現在では無難であると言えるでしょう。
生徒のパフォーマンスを可視化する
Responsesをクリックすると、正答率をグラフ化したり、誤答例を列挙したりすることもできます。
こうしたデータから知識の定着度を分析することで、指導改善につなげていくことができます。
各課題のスコアをチェックしたいときはGradesをクリックしましょう。
オンラインクイズでは自動で成績処理を行ってくれるので、めちゃくちゃ便利です!!
ここではサンプル数が少なくて数字が出ていませんが、ここで成績処理ができるのです!
まとめ
いかがでしたか?
新型コロナウィルス感染拡大予防に伴う緊急事態宣言が発令された今、生徒の学力を保障するために、オンライン学習は絶対に取り入れていかなくてはいけません。
ただ、闇雲にいろいろなことをやってみても、生徒も教員も疲弊します。
そんな悲しい状況にならないように、私自身必死に勉強しています。
みなさんのお役に立てるように!
今回も最後までお付き合いいただいてありがとうございました。