こんにちは!たいようです。
先日、こんなツイートをしました。
「教員は稼ぐ力を身につけるべきだ」という内容です。多くの方が共感してくれました。
このツイートの真意は、今すぐ「お金を稼ぐ」ということではありません。なぜならば、現状では「教員の副業」には制限があるからです。
僕が伝えたかったのは、「変化に備えて教員以外のスキルを高めよう」ということ。新たなタグを身につけて、教員×〇〇という付加価値を高めましょう!ということでした😊
「複数のタグを掛け合わせる」という考え方を知るためには、こちらの本がおすすめです。
「新たなタグ」には色々な選択肢がありますけど、僕はブログを始めました。
この記事では、教員のスキルアップにブログがおすすめな3つの理由を書いていきます。
🔷この記事はこんな方におすすめ
スキルアップしたい学校の先生
ブログを始めようと思っている方
新しいことを始めたい方
🔷本記事の信頼性
たいよう @shiningtaiyou
https://twitter.com/shiningtaiyou
Master of English Language Teaching(英語教育修士)
高校英語教師。
2020年1月よりブログ執筆を開始。
4記事でGoogle Adsense 合格。
仕事の合間にブログ制作を継続し、これまでに11記事公開(2020年3月20日現在)。
アウトプットの質が上がる
「わかりやすく説明する力」が身につく
神ブロガーのイケハヤさんやマナブさんは「有益な情報を得るためにアクセスした読者は、読みづらいブログと判断するとすぐに離脱する」と言っています。
読みづらいブログの特徴とは、
一文が長い。
漢字が多い。
専門的な表現が多い。
僕も最初はそうだったのですが、読み応えのある文章を書こうとして、ついつい論文調の力作ばかり書いていました。
「ブログは情報を得るために見るもの」という視点が無かったのです。読んでもらってナンボなわけです。
だからブログライティングでは、読み手を意識したシンプルで読みやすい文章を書くということが極めて大切です。
具体的には
一文でポイントは一つに絞る。
一文はできるだけ短く。
漢字は使いすぎない。
カジュアルな表現を使ってよい。
相手に合わせた説明をするということは、まさしく教員に求められる大切な資質。
児童生徒に何かを伝えたいときには、具体例を交えながら、無駄な情報を削ぎ落として、シンプルに説明しますよね。
説明が下手で、何を言っているかわからなければ、児童生徒に「教え方が下手な教師」認定を受けてしまいます😅
ブログライティングを身につけることで、シンプルでわかりやすい説明ができるようになると、僕は確信しています。
伝わる文章構成が身につく
読みやすい文章は
主張 → 理由 → 具体例 → 再び主張
という構成になっています。ブログライティングの基本テンプレです。
実はこのテンプレ。英語のパラグラフライティングと全く同じです。小論文にも近いかも知れません。
この文章構成が定着すると「わかる説明」ができるようになります。理由は最初に言いたいことを伝えてしまうからです。
「だらだら話が長くて、結局何が言いたいのよ!?」という教師の説明では、児童生徒の学習意欲を引き出すことができませんよね。
「主張→理由→具体例→再主張」の構成であれば、言いたいことを一番最初に言うので、ポイントは伝わります。
あとは理由と具体例で主張をサポートすることで、聞き手の頭の中にしっかりとイメージを伝えられるのです。
ブログライティングのテンプレを常に意識して「伝わる説明力」を身につけられたら、教師の仕事にも転用可能ですよね!
インプットの質が上がる
アウトプット前提のインプットで思考が深まる
「ブログを書く」という目的があると、インプットの質が高まります。「情報を得る」という受け身の姿勢でなく、「情報を取りにいく」という能動的な姿勢になるのです。
能動的にインプットしたものに自分なりの視点を加えて、コンテンツを作る。そのプロセスの中で、自分自身の思考が深まっていきます。
インプットする内容は、書籍や動画だけでなく、自分自身の成功経験や失敗経験でも良い。全てがコンテンツになり得ます。
そして能動的に情報を得ようという姿勢があれば、あらゆる事象から学びを得ることができるわけです。
こうしたプロセスの中で、自分自身を常にアップデートできます。教師自身が学んでいなければ、児童生徒に良い影響は与えられないですよね。
自分の学びとブログ作成をリンクさせる
ブログのスタイルは色々あると思いますが、僕は「読者の方々と僕自身が学びになる内容」をテーマにしています。現段階での軸は3つ
教員のスキルアップ
教員の仕事術
英語学習と英語教育
ペルソナは記事によって
教育に興味のある方
英語学習に興味のある方
仕事効率化に興味のある方
という感じです。
年齢層まで絞り込んでいけたらもっと読まれる記事が書けるかも知れませんが、現段階(2020年3月)では、そこまでできていません😅
対象となる読者を想定して、魅力的なコンテンツを作ること。これって、授業デザイン力につながりますよね!
ブロガーという新たなアイデンティティの確立
ブログは有益な趣味になる
無料で始められるので、ブログはお金のかからない有益な趣味になります。
僕は無料のはてなブログでスタートしましたが、「もっとブログを楽しみたい」と思うようになってから、WordPressに移管しました。その辺のストーリーは今後、記事にします。
WordPressはドメイン台やサーバー代がかかるので、初期投資と維持費がかかりますが、年間1〜2万円程度。飲み会3回分くらいですかね(笑)
またTwitter上には同じようにブログを趣味にされている方々がたくさんいらっしゃいます。中には収益をあげているプロの方々も。
そういう方々との交流も楽しめますし、色々な刺激が得られることもメリットです。
教員以外の人と交流をすることで、視野が広がっていきますね!
新たなキャリア形成に向けたシュミレーションができる
下手でも初心者でもブロガーと名乗ることで、一つのアイデンティティが生まれます。そして、教員オンリーでは決して身につけられないスキルが得られます。
例えばTwitterでつぶやいたり、他の人のツイートをみながら「どんな記事に需要があるのか」を考えるWebマーケティングの視点が得られます。
このスキルはビジネスでは欠かせないもの。収益化は目的にしていなくても、よいシュミレーションになっておもしろいです。
そして、Google Analysticsでデータを見ながら、「どうすれば記事が読まれるのか」を分析して改善につなげようというアプローチも、とても楽しいですね。
PVとかユーザー数とか客観的な数字が出るので、時に残酷な結果に打ちひしがれることもあります(笑)教員の仕事は数値化して評価されることがないので、こういう経験はとても新鮮です。
まとめ
いかがでしたか?
スキルアップのためにブログがおすすめな理由、伝わりましたでしょうか?
ブログは教員の仕事と親和性が高いと思うので、ブログを通してスキルアップしようと思ってくれる人が少しでも増えたら嬉しいです。
きっとあなたの成長が、児童生徒に還元されるはずです。
次回は、「ブログ運営を軌道にのせるまでに経験した失敗談」をテーマに記事を書こうと思っています。
今回も最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました☺️