こんにちは!たいようです。
前回は生徒目線で「課題の提出方法」についてのお話でした。

今回は、教師目線で。「Google Classroomを使った事務作業の効率化」についてお話していきたいと思います。
教員多忙化の原因は?
教員の多忙化が社会的な話題になりました。
部活指導や授業準備など色々な原因が指摘されました。その中の一つに成績処理やアンケートの集計などの「事務作業の煩雑さ」が挙げられます。

引用:産経新聞(2019年7月18日)
現場感覚で言うとこれは正しくて、提出物の管理やアンケートの集計など、教員が手作業で行っていて、ここに多くの時間がかかるという現実があります。
効率化できるはずなのに、これまではそれが行われてきませんでした。
こういう作業はもう、Google Classroom上で行いましょう!
提出物の管理
提出された課題を教師側でチェックする時は、「授業ページ」に入ると提出者数が表示されますのでそこをクリックします。

そうすると、このような画面に切り替わります。誰が課題を出したのかが一目でわかります。

もちろん、個人別の提出状況も把握できます。

今後Google Classroomがアップデートして、スプレッドシートとかと同期して表やグラフを作ってくれたらさらに便利になりますよね!(現状でもできるかもしれませんが、そこまでは把握できていません)
いずれにしても、提出物管理にかける作業時間は大幅に削減できます。
アンケートの作成と集計
まずはClasswork(授業)ページに入ります。

+CreateからMaterialをクリックします。

Titleと手順を入力したら、+CreateからFormsを選択します。

作業ウインドが立ち上がりますので、ここに質問を入力していきます。4択の質問や自由記述の質問を作成できます。

次にSend Form(送信の形式)ですが、直接生徒のメールにおくるよりもURLをリンクに張り付ける形式を選びます。

このような画面になります。

誰に送るのかを決めた後はTopicというタブをクリックして、タイトルを入力してPost(投稿)ボタンをクリック!

するとこのようなカテゴリーができて

クラス全体の情報共有場所であるStream(ストリーム)に投稿されるのです。

生徒側のデバイスではこのように表示されます。


質問に答えて送信!
アンケートの集計を確認するときは、クラスフォルダに入りアンケートのサムネをクリックします。

無事に集計されているようですね!

まとめ
いかがでしたか?
多忙化の要因の一つ「事務処理」もGoogle Classが助けてくれるということが伝わったら幸いです。
こうしたツールを積極的に使うことが、教員多忙化の本質的解決につながると確信しています。
日本全国の学校現場でに当たり前のように普及してくれることを願ってやみません。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。